おんがくあれこれあらかると

音楽に関する長いつぶやき

嵐の「Love so sweet」は空気を一瞬で変えてしまう。

誰もが知る名曲となった、嵐の「Love so sweet」。

私のターニングポイントとなった曲でもある。

ブログを書くなら、最初はこの曲!と決めていた。

 

シングル発売からもう13年。今更ながら書きたいと思う。

 

 

曲の位置付け

「Love so sweet」は SONGS などで語っていたように、嵐にとって転機となった曲だ。

嵐のコンサートでは重要な部分で披露されることが多い。

初の国立競技場でのライブの1曲目もこの曲だった。

 

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曲が始まった瞬間、歓声が段違いに大きくなっているのが分かる。

 

先日のCDTV ライブ!ライブ! では「カイト」の後の曲がこれだった。

イントロが流れ、松潤の「明るい曲やるよ!」でセットリストの世界観が180度が変わったように感じた。

 

(余談だが、「Love so sweet」→「Happiness」は『ARASHI Anniversary Tour 5×20』のラスト2曲と同じ流れだった。コロナウイルス流行によりライブができない中、ライブと同じくらいの幸福感を、嵐はテレビを通して届けようとしていたのかもしれない。または、あのライブの光景を思い出させてくれようとしていたのかも。)

 

話が逸れたが、

 

そう、つまりは「Love so sweet」のイントロには雰囲気を一瞬で変える力がある。

 

 

シンプルだけど印象的なイントロ

まず何といっても、出だしのハイハット

このようなリズムで始まる曲ってあまりないように思う。イントロが流れればすぐ「Love so sweet」だ、ってなる。

同時にキラキラした音が入っている。楽器は何か分からない…

 

そしてピアノ。

ここまでは、ちょっと切なくなるようなメロディーだが、その後のフィルインの駆け上がり方が半端じゃない。

ぐぐぐぐっと登って、またキラキラの音が鳴り、パッと弾けているイメージ。

 

この8小節で聴く人の心をぐっと掴んで、明るく変えているように感じるのだ。

 

 

「Love so sweet」の背景は逆境

「Love so sweet」はストーリーとして2人が逆境や困難に立ち向かっていく様子が描かれている。ドラマと同じように。そしてまた2人が離れてしまうのを予兆させる。

 

ただ、歌詞はもちろん曲調としても決して重苦しい雰囲気ではない。



軽やかに感じさせるのは、イントロの駆け上がり方と高いキー、各所にちりばめられたキラキラ、そして嵐5人の爽やかな声で曲が成り立っているからだと思う。

 

全体的にベース主体のメロディーではあるが、音程の高さで重さがカバーされている。

キラキラ、特にアウトロ終わりのものは曲の余韻を残している。

 

イントロで明るく雰囲気を変え、アウトロでその余韻を残すことで

 

これから前を向けていけるようなメッセージを送ってくれている気がするんだ。

 

 

この曲を聴いて、この現状を打破できたら。

 

 

 

あとがき

いやーなかなか文章ってまとまらないものですね。語彙力も無いし。

他にも、好きなところ書きたいことは沢山あったのですが…

"wow wow yeah yeah" のまとまりの良さ、大ちゃんのアウトロのフェイクとか、今と昔の歌唱の変化とか。

 

まあとりあえず満足。